何がないか探してみよう
君のあった空間は どんどん大きくなっていて
何があるのか探してみよう
僕の底にあったものは どんどん溢れて溢れて
消えてゆく記憶と残る記憶 ずるいと思う
消したくても消えないから 本当ずるいと思う
なくしたくない思い出は消えてしまうのに
残しておきたい思いでは消えてしまうのに
あなたの嫌なところ
あなたの卑怯なところ
あなたの駄目なところ
覚えてる
僕にないものは君の幸福
僕にあるのは君の不幸
消えてく消えてく消えてゆく
君の優しさはどんなだったっけ、
君の声はどうだったかな、
君の笑顔が思い出せない
だって思い出したくないんだ
笑顔で
その声で
その優しさで
言われた一言が怖くって。
嗚呼、貴方の優しさは何処でしょう。
何処でしょう…。
+ + + + + + + + + +
骸視点のつもりで書いたけどなんか違う感じになってしまったのでこちらに。